EU離脱カウントダウンプロジェクト – ユーロディナー – 序章

今年の初めから一人でひっそりとやっている、ブレグジットプロジェクトです。離脱の3月29日までに全28カ国のご飯を作ろう、というプロジェクトです。

「EUのみんな、今までありがとう、そしてさようなら。」

「EUにいる農家の方々、酪農の方々、製造業の方々、その他いろいろな職業の方々、今までイギリスの食卓を支えてくれてありがとう。」

「イギリスにいるEUのみんな、これからは自国の料理を作る時、食材揃えるの今より大変になるかもね。仲間!」

「だいたい、どれくらいの食材がEUから来ているんだろう?」

「EUって28カ国も加入しているんだ!リトアニアのご飯てどんなだろう。」

こんな思いや疑問がこのプロジェクトの源です。EU離脱するかしないかの国民投票が行われたのが、およそ2年半前の2016年6月23日。ちょうどその数日前くらいまで友達とアイルランドに遊びに行っていて、その間も「EUから離脱なんてするわけないし、残留が勝つに決まっているだろ!」と、120%信じていたもんね。まさか今、こうして離脱まで後2ヶ月も無い時期に、まだ何も決まっていないなんて、そしてアイルランドと北アイルランドの国境問題ですごい揉めているなんて、あの時の私たちには想像もできなかったよね。

アイルランドの小さな島のパブにて。

アイルランドのパブにて。地元の人たちとサッカー観戦。

一緒にアイルランドへ旅行に行った友達から後日届いた手紙。「国民投票の結果は誠に憤りを感じます。」

友人からの手紙。「国民投票の結果は誠に憤りを感じます。」

離脱に投票した人たちの中には、自分で考えて、それで離脱した方が将来的にいいに決まってる!って決めて投票した人の他に、離脱派のキャッチーなキャンペーンに心奪われてしまって、感情的に投票した人たちもたくさんいるのだろうな。

しかし、自分でよく考えて、それでもやっぱり離脱した方がイギリスのためになると離脱に投票した人たちで、今後悔している人たちを私は知っているぞ!

本当に、なんでこんなことになってしまったんだよ。「もう後戻りはできないのだから、離脱した後にどうやってやっていくか考えようぜ!EUからの移民が減って、仕事が無い人は仕事に就けて、仕事がある人はもっといい待遇の所へ転職できるかもだぜ!地産地消で強くなるんだぜ!」と、前向きに考えることもできるけど、「移民のせいで自分が良い仕事に就けないと思っている人たちが、これからコスタやスタバで明るく元気いっぱいに働いたり、畑でせっせとアスパラガスの箱詰めをしたり、工場でテキパキ働いたりするのを想像できるか?いやできぬ。」となり、前向き思考が一瞬で抹殺されるよ。

しかも、多分、たくさんのEUの人たちが畑で働いていると思うから、「イエーイ!地産地消!」とか言ったって、働き手がいなくなるのならもう、The end.って感じよね。イギリスだって、人口が減っていくのは目に見えているわけだしさ、一体誰が畑耕すんだよ〜。

工場だって、日産はエクストレイルの時期モデルは九州で!ってサンダーランドのみんなもびっくらこいたね。よかれと思って離脱に投票したサンダーランドのみんなもびっくりよね。(61%が離脱に投票。)

ダイソンの社長だって、表向きは「ブレグジットと関係ない」って言ってるけど、シンガポールに行っちゃうし。自分は離脱派だったからそりゃー口が裂けてもブレグジットのせいにはできないよね。

嘆きはこれくらいにしておいて。。それにしたって、国会はもうアディオース!って感じだけど、イギリスにいる企業はしっかりしてるよね。淡々と準備してさあ、すごい労力とお金かかるのにさあ、英国企業の3割が「EU内に引っ越し、または引越しを考えている」って言っているんだからさあ。このストレス下でよく耐えていると思うよ。国会は絶対にどこにも行けないし、無くならないけど、企業は引っ越そうと思えば引っ越せるもんね。そして生存がかかっているのだもんね。必死よね。

次からはユーロディナープロジェクト1〜9まで。アルファベット順でオーストリアからフィンランドまで。というか、それしかまだやっていない。離脱デーが延期されると思っていて、ゆっくりしすぎたわ。延期の可能性もあるとは思うけど、しない方がいいと思う。

2019-02-10 | Posted in NEWSComments Closed 

関連記事